我が家にはTVがなく、TV番組を視聴したい時はnasneをヘビーユースしてPCとスマホでDTCP-IPクライアントを使って視聴しています。
今までの1Kではこの構成でなんの問題もなかったのですが。広い部屋に引越したところ、アンテナ線の出口と光コンセントの位置が部屋の反対側になってしまいました。
nasneはルーターに直接有線接続する必要があるので、大抵はルーターの隣に鎮座させるのですが、アンテナ線もないと当然nasneは機能しません。
無線LANコンバーター買えばいいよね
軽くググると同じ事例に当たっている人は何人かいまして、みなさんUSB接続の無線有線コンバーター(こういうの)を購入して解決しているようでした。
確かにこれならば別の電源は不要でスマートに解決できます。無線LAN側通信速度も300Mbpsならなんとかなりそうな気がします。
ただ、有線LANの規格が100BASE-TX という仕様で、nasneと中継機の通信がボトルネックとなってしまい最大100Mbpsでの伝送しか出来ません。ローカルLANのくせにインターネットより遅いなんて!…ということで別の手段を考えました。
TP-Linkの製で1000BASE-TX対応のモデルも有りましたが、6000円~1万円もしてしまうので却下。
エントリーモデルのルーター活用
色々考えた末、中継機能のある無線ルーターをコンバーターとして活用することにしました。
安心と信頼のNEC WG1200HS2をチョイス。メルカリで2000円台で調達しました。
この製品は、中継機能(コンバーターモード)を備えており親機のルーターから無線を拾って有線でつなぎ直すことが出来ます。本来は電波の届きづらい場所への中継する機能がメインですがそれは利用せず、LAN1ポートにnasneをつないで中継機としてセットアップします。
セットアップには有線LANで1200HS2にPCを繋ぐ必要があるのがやや面倒でしたが、設定そのものは物理スイッチを切り替えて親機のAPを指定するだけですので簡単です。
自動的に中継機に接続したnasneを認識してくれました。PC TV plusからも再生を確認。
自宅内NWの構成は下の図の通りです。