今まではORICOのハブを使っていたが、ケーブルが短いこともありどうにも綺麗にまとまらないことが気になっていた。
仕事で使うこともあって、会社の「WFH環境」チャンネルで激押しされているHP Thunderbolt3ドック 120W G2を購入してみた。
なぜ人はでかい机を買った上でスカスカにしたがるのか pic.twitter.com/RUZV3DAVhb
— ゲン (@gen_sobunya) January 31, 2021
スペック
コネクタの種類は販売ページに載っているが、規格の詳細がユーザーガイドにも載っていないという超不親切設計なのはいただけない。下記ページのPDFを参照する必要がある。
https://h20195.www2.hp.com/v2/GetDocument.aspx?docname=4AA7-3384ENW
適宜抜粋すると以下の通り。
Out
- USB Type-C™ ports USB 3.1 Gen2
- 1x Thunderbolt™ port (back)
- 1x Alt Mode & Data port (back)
- 1x data port (front)
- USB-A ports USB 3.0 Gen1
- 3x USB-A ports (1 powered)
- Video Ports 5 x video ports
- 2 DisplayPort™
- 1 VGA
- 1 USB-C™(Thunderbolt™)
- 1 USB Type-C™(Alt Mode)
- Video Resolutions Up to DP 1.4 support
- Dual 4K @ 60 Hz (DP 1.2 systems)
- Triple 4K @ 60 Hz (DP 1.4 DSC2 systems)
必要なものはほぼすべてそろっていると言っていいだろう。通信規格も今でこそThunderbolt4が発表されて最新ではないが、ほぼ最新の規格で揃えてある。
注意点としては、Thunderbolt3ホストPCが対応しているDisplayPort規格によって出力できる画面構成が異なってくる点。上記のPDFに詳しく書いてある。
システム(Host PC)
- Compatible with Thunderbolt™ systems and USB Type-C™ systems with power and video
- Power to system thru USB Type-C™ Up to 100 W (USB Type-C™)
Thunderbolt3と書いてほしい…がまぁおいておく。
狙い
今までの中華ドックは、機能面ではあまり不満はなかったものの、PC接続のケーブルが短かった。
そのため、卓上で「ぶら下がっている」状態になってしまっており、その上裏側のケーブルが全て見えてしまう。
レビュー
プライベートのノートPCはLenovoのT14 Gen1 AMD。会社のPCはHP製の某マシン。
ドック電源スイッチ同期でクラムシェル運用
Macbookだと、ノートPCを閉じたまま、いわゆるクラムシェル運用をしている人を結構見かけるので、Windowsでも真似てみた。
このドックは天面が電源ボタンになっており、HPの対応ノートパソコンであればドックの電源投入と同時にノートPCの電源ボタンとしての役割を持たせることができる。
よって、ノートPC側の筐体を開け閉めしなくともよくなる。
LenovoのPCは電源同期に対応していなかったが、BIOSのPower on with AC attached
のオプションをONにすることで、電源ケーブルをつないだ際に起動する設定に変更できた。めでたく両機ともに、触れることなく電源オンオフができるというわけだ。
2台置ける幅の調整可能なPCスタンドを買って、立てたのが冒頭の写真だ。
セール情報
このドック、Thunderbolt3対応製品としては破格の安さとして有名。
HPの法人向けサイトでは常時15000円程度で販売している。納期は1カ月ほどだったが、個人でも購入可能だ。
セットでお勧めされているオーディオプラグイン、骨伝導イヤホン(主にAeropexなど)をまだ持っていない在宅勤務の人であればこちらもおすすめらしい。