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当面カード経由送金できなさそうなkyashの代わりにRevolutをテスト

kyashの資金移動業登録に伴い、今までkyashを使う2大理由だった「経由するだけで還元率UP、QUICPayとタッチ決済対応」「クレジットカードから送金できてシームレスに割り勘した後バーチャルカード経由で集金を消化」という内の片方が崩れ去った。

Twitterを漁ったところ、代替サービスとしてRevolutなるものが挙げられていたので普段送金しあう友人とまとめてトライアルをすることに。 サービスの概要としては下記の機能が目立つところ。

  • 銀行口座orデビット経由入金残高の送金・出金
  • 両替
  • 複数通貨ウォレット
  • 銀行口座への出金
  • サブスクリプションプランによる各種特典や制限解除

サブスクリプション特典には空港ラウンジ利用や保険があったりとゴールドカードのようなものが目立つ。

本日ようやく待ちが終わったので登録してみた。登録した時点で5400人待ちで紹介すれば1700番程度づつ繰り上がって1番になったのだが、結局同じタイミングで登録した人は同時に利用開始できたので招待に意味があったのかどうか…

とりあえず所感と今後の想定についてメモ。なおスクショはありません。

UXが最強

シームレスなGPay対応

登録からリアルカード発行依頼をすると、自動的にGoogle Payアプリに遷移して非接触決済としてRevolutカードの登録まで終了する。 何を言っているかわからないがあまりにシームレスすぎて本当に登録できたのか確認したほど。QP plusとかiDはなんだったのか…

マイナンバーカードの本人確認がスムーズ

裏表撮影のガイドと、不鮮明な状況の場合は自動的に弾いてくれる仕組みを導入している。撮影後、本人確認処理そのもの金曜深夜にもかかわらず5分ほどで完了。オペレーターがいるのかいないのかは不明だが、持ち歩いていないマイナンバーカードを撮影するのに腰を上げたあとそのままのモチベーションでサービス利用を開始できた。

バックエンドのカード登録に非接触決済を活用

チャージ用カード(自分の場合はkyash)を登録する際、非接触決済対応カードの場合はNFCリーダーでカード番号を読み取って自動入力してくれる。これまでもカード表面を撮影して番号認識してくれるサービスは多々あったものの、このアプローチは初めてだ。

番号の読み取りミスを確認する必要もなく、CVC入力だけでカード登録が完了。素晴らしいUX。

Kyashの代替たりえるか?

正直、この点においては不安があるというのが正直な感想。

Revolutも資金移動業としての規制を受けるサービス(リアル口座への出金)があるので、本来クレジットカードからチャージした残高を送金することはできない旨記載されている。なぜKyash経由でチャージした残高が送金できたのかというと、デビットカードからチャージした残高は送金可能となっているサービス仕様によるもの。

現時点でKyashの残高は前払式支払手段によるものなので、問題はないとおもうが9/7以降はどうなるのかちょっと自信がない。この辺は、PayPayと同様にクレジット経由の残高は送金可出金付加にすることでクリアできると思うので、2者のどちらがこの方式を実装するかで今後の利用サービスが決まると思う。

ORICO MC-U111P 11-in-1 Type-C ドッキングステーションレビュー

T14 Gen1 AMDで安定動作するType-Cハブを求める旅がようやく終わりました。

以前購入したLENTION製ハブでは、高負荷がかかってくるとLANが使えなくなるという不具合に2製品で見舞われてしまったので、メーカーを変更。

様々なアクセサリーと、T14のSSD交換でもしっかり動作した実績のあったORICOから購入。今回は目当てのスペックのものがAmazon.co.jpのストア内になかったので、Aliexpressから購入しました。

s.click.aliexpress.com

ポートは下記の通り。

  • 100W PD3.0*1
  • USB3.0*4
  • TF3.0/SD3.0*1
  • VGA*1
  • HDMI*1
  • RJ45*1
  • 3.5mm Audio*1

VGAは特に必要ではありませんが、USB typeAポートも4つあって普段使うUnifyingレシーバーとZwift用のANT+レシーバーをつけっぱなしでもまだ2ポート余っています。

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この製品もディスプレイやLANは後ろ側に配置して、全面はUSBのみにすることができるので卓上で使いやすいです。

さすがに据え置き利用だと縦型ハブに収まりの良さでかないませんが、許容範囲。

耐久テスト

中華製品は使いはじめはよくても、ある程度使って不具合が出ることが多いのですが、この製品は3週間使っていまだに不具合らしい不具合はありません。

かなり発熱していることもありますが、動作には問題なく発火を警戒するほどの温度ではないので入出力パワーの割に頑張っていると言えるでしょう。ここまで持ったらおそらく安心。

LENTION USB type-C ドッキングステーション CB-D53 / C69

T14 Gen1を買って、USB 3.1 Gen2ポートがメインPCにできたので、ドッキングステーションで卓上構成をひとまとめにできるようにした。

いくらThinkPadインターフェイス多めと言っても、今までデスクトップでやっていたことを代替するにはちょっと心もとない(というか既に足りない)

今回の要件は下記の4点。

  • USBポート4以上
  • 65W電源入力、45W以上をPCに給電
  • HDMI
  • R45J(LAN)

もちろんなるべく机上の収まりがいいほうが嬉しい。怪しい中華製品が跋扈するなかで、そこそこ信じられそうな下記の製品を買ってみた。Typc-Cドッキングステーションは有名メーカーのものでも安定しているとは限らない修羅の製品なので、ハズレを引いた際のダメージはなるべく少ないほうがいい。中華業者なら駄目な個体引いた際にすぐ代替品送ってくれそうだし…

選定理由

縦置きで必要十分なポートだったから。DVIポートやカードリーダーのついているモデルも沢山あったが、USBポートが少なめになってしまうのと、見た目のスマートさを優先した。

あとはUSBポートの転送速度が明記されていることとか、給電に関する仕様がちゃんと書いてあることあたりが信頼度につながった。

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パッケージはしっかり今風のもの。内容物はPC↔ドック用のDP alt対応ケーブルと本体・スタンド。ケーブルとドックが別体なのでレイアウトに自由度がある上、一体型と違ってノートPCスタンドから本体が垂れ下がることもない。

取り付け・起動

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LAN, HDMI, Uniying, 電源のUSB Type-Cケーブルとを取り付けてPCと接続。初回はうまく行かなかったが、何回か抜き差ししたら認識した。ひとまず全ポートの機器は認識してディスプレイ出力OK、インターネットもV6プラス込で300Mbpsオーバー出ているし。基本スペックは問題なさそう。

若干LANが不安定なのか時々ネットワークが途切れる。それとPC再起動したときに自動で全デバイス認識してくれるわけではなく抜き差しが必要なので、あんまり製品として完成度は良くないかな…USB Type-C特有のマスタースレイブ関係のゴチャゴチャなのか電源ケーブルやPCとドッキングステーションの接続ケーブルを抜き差ししてるうちにいい感じになる。1週間ほど治らなければ返品か。

追記:メーカーに問い合わせたところ、相性問題のようで保証を利用した返金となりました。商品説明にもThinkPad X1 Carbonは非対応とあるので最近のThinkPadは駄目なのかもしれませんね

CB-C69

X1 Carbon対応が1つの目安になりそうなので、同じくUSBポート多めのCB-C69を購入してみました。

駄目ならまた保証で返金される確信もできたので、やや高めですが安心して購入。

結果、PC起動時の挙動は改善されました。縦置きではないのでスタンドに載せたPCから垂れ下がってしまいやや不格好ですが機能的には充足。

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PDも52W入力されていて必要十分です。 やっぱり見た目が悪いので対応していそうな縦型スタンドが出たらそっちを購入したいところですね

追記

一週間程度でLAN端子経由の通信が不安定になり度々切断、無線への自動切り替えが起こるようになったのでメーカー交換となりました。

追記の追記

またも1週間で壊れる…返金しました。別途ORICOのハブをレビュー予定。

T14 Gen 1 AMD を買った(メモリ換装・ベンチ編)

増設用メモリ届きました

dショッピングデーに合わせてCrucialの16GBメモリを購入。増設する場合と同じDDR4 PC4-25600規格。

Amazon.co.jp: Crucial CT16G4SFD832A 16 GB(DDR4、3200 MT/秒、PC4-25600、CL22、デュアルランクx 8、SODIMM、260ピン)メモリ、グリーン: パソコン・周辺機器

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SSDと同じく、高速スタートアップを無効にしてBIOSに入り内部電源を無効にしてシャットダウン、その後裏蓋をあけてアクセス。

メモリスロットは1つだけ、真ん中の絶縁フィルムの下に配置されていた。前回記事で中の写真を上げたので画像略。

ベンチ

電源オプションをパフォーマンスに振って、CINEBENCH20を走らせた。

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強すぎる。メモリ32GBもあればそうそう不足することはないし、長い付き合いになってくれそうだ。

T14 gen1 AMDを買った(SSD換装編)

ハード側作業

こちらのブログに完璧にまとまっていた。念の為サービスマニュアルも併読したけど間違いなし。 内部電源落とすのを忘れずに…

monthlymemo.hatenablog.com

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熱伝導シリコンのちぎり方が雑

SSDクローン

Aliexpressで購入したNVMeケースに、SSDを入れてEaseUS backupをつかってクローンします。

s.click.aliexpress.com

Amazonでも売ってました。USB 3.1のC to C, C to Aケーブル入ってて割とお得。

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ディスク容量もそのままになってしまったので、Partition Masterで拡張しようとした…けどできない「ディスクを利用中」…うーん なんとなくBitLockerが良くない動きをしていそうだったのでBitLocker解除。そしたら拡張できました。

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1TBのSSDダァー!

2004降ってきたので、旧PCからの引っ越し

そんなこんなしていたら、土曜深夜に2004への更新ができるようになっていました。これがないとWSL2を使えないので早速アップデートして、これをメインPCにすべく色々移行していきます。

インストールが必要なソフト類は厳選したいので、手動でインストールしながら、データはローカルネットワーク経由でファイル共有を使ってガッと引っ越します。WSLの中身はhome以下をtarにしてドン。

さすがに2TB HDDを積んでいた自作PCからすべてのデータは引っ越せないので、アーカイブ的にあれば良いデータは随時Google CloudのArchive Line Storageにアップロードして容量を節約。nasneの録画データが重いのですが、DTCP-IP問題があるのでこれだけ棚上げです。どうせ記憶媒体は中古買取に出さないので最悪HDDケースやNAS化してつかうことになるでしょう。

Haswellおじさんを卒業してT14 gen1 (AMD)を買った

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Ryzen 7!!!

Haswellおじさんの卒業

今のPCは6年前くらいに組んだCore i5 4590SのMini-ITX省電力マシンだ。

GPUもCPUもかなぐり捨ててメモリガン積みこそ正義と信じていた(今も信じている)ので当時としてはかなり多めの16GBメモリを装備し、長い間母艦PCとして活躍してくれていた。

ただ、最近大画面ディスプレイを買ったり、Stay Homeでグラフィックパワーを要するゲームを並列で起動していたりすると流石に画面表示が重くなったりしてきたので、PCの更新時期をずっと待っていた。

そこで彗星の如く現れたのがThinkpad T14 gen1 (AMD)だ。 詳細は影響されまくったこちらのブログを見てほしい。

nyaa.hateblo.jp

ざっくり言うと大体いい感じのインターフェースを持ちつつ、モバイルPC並みに軽いわけではないが持ち運びはできる程度の重さで、(ハードの交換を考慮すれば)コスパ抜群というわけ。

自分が購入したタイミングでは元記事ほど安くなかったが、合計12万いかないくらいで交換用SSDと増設HDDを含めてもアンダー15万円。

スペック

キモは後からいじれないオンボードメモリを限界まで積み、交換前提のSSDは最小限に抑えること。液晶はメインディスプレイがあるので最低限にしてあとは個々人のお好みになるかと。

  • プロセッサー : AMD Ryzen 7 PRO 4750U (1.70GHz, 8MB)
  • 初期導入OS : Windows 10 Home 64bit
  • 導入OS言語 : Windows 10 Home 64bit - 日本語版
  • モリー : 16GB DDR4 3200MHz (オンボード)
  • 合計メモリ : 16GB DDR4 3200MHz (オンボード)
  • 1st SSD : 128GB ソリッドステートドライブ (M.2 2242, PCIe-NVMe)
  • ディスプレイ : 14.0型FHD液晶 (1920x1080) IPS、光沢なし、250nit、マルチタッチ非対応、狭額縁ベゼル
  • グラフィックス : 内蔵グラフィックス
  • 内蔵カメラ : 720p HDカメラ(マイクロフォン付)
  • キーボード : 英語キーボード
  • ワイヤレス LAN アダプター : インテル Wi-Fi 6 AX200 (2x2) + Bluetooth (vPro対応)
  • TPMセッティング : TPMあり(TCG V2.0準拠,ハードウェアチップ搭載)
  • Absolute BIOS Selection : BIOS Absolute有効
  • バッテリー : 3セル リチウムイオンバッテリー (50Wh)
  • 電源アダプター : 65W ACアダプター (2ピン)(USB Type-C)
  • Display Panel : 14.0型FHD液晶 (1920x1080) IPS、光沢なし、250nit、マルチタッチ非対応、HD 720pカメラ(ThinkShutter付)、マイク、WWAN非対応、FreeSync対応
  • 付属品 : 日本語
  • 標準保証 : 1年間 引き取り修理

セットアップとハード増設プラン

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仕事でよく見たThinkPadアピールの激しい箱で到着。内容物はシンプルにACアダプタと本体のみ。こういうのでいいんだよこういうので。

SSDの交換とメモリ増設がMUST要件なので、可能な限りシンプルな手段を考える。

  1. OSアップデート類適用
  2. SSDクローン
  3. 交換後SSDで起動確認
  4. メモリ増設
  5. データ移行
  6. 旧マシンハード処分

SSDはM.2 NVMe対応のWDS100T2B0Cをチョイス。ゴリゴリの性能を求めているわけではないのでエントリークラス?のものでとりあえずは十分と判断。

amzn.to

メモリはその時々で最安値のやつ買えばいいと思います。理由は同上。

amzn.to

手順に関しては公式のサービスマニュアルがあるのでそれに従えば良し。ThinkPadのいいところは自分で作業してハードをゴニョゴニョできるところですね。公式通販で増設すると他社比で割高だけど自分でやれば簡単だし安いので。

Windows 10 2004

WSL2やWindows Terminalなど、ソフトウェアエンジニアとしては最高の要素が詰まった今年のWindows 10アップデートですが2020/7/13時点ではまだ適用できないようです。 アップデート対応をまってからメインマシンに昇格ですね。

WG1200HS2を使ってnasneを無線ネットワーク上に置く

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我が家にはTVがなく、TV番組を視聴したい時はnasneをヘビーユースしてPCとスマホDTCP-IPクライアントを使って視聴しています。

今までの1Kではこの構成でなんの問題もなかったのですが。広い部屋に引越したところ、アンテナ線の出口と光コンセントの位置が部屋の反対側になってしまいました。

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nasneルーターに直接有線接続する必要があるので、大抵はルーターの隣に鎮座させるのですが、アンテナ線もないと当然nasneは機能しません。

無線LANコンバーター買えばいいよね

軽くググると同じ事例に当たっている人は何人かいまして、みなさんUSB接続の無線有線コンバーターこういうの)を購入して解決しているようでした。

確かにこれならば別の電源は不要でスマートに解決できます。無線LAN側通信速度も300Mbpsならなんとかなりそうな気がします。

ただ、有線LANの規格が100BASE-TX という仕様で、nasneと中継機の通信がボトルネックとなってしまい最大100Mbpsでの伝送しか出来ません。ローカルLANのくせにインターネットより遅いなんて!…ということで別の手段を考えました。

TP-Linkの製で1000BASE-TX対応のモデルも有りましたが、6000円~1万円もしてしまうので却下。

エントリーモデルのルーター活用

色々考えた末、中継機能のある無線ルーターコンバーターとして活用することにしました。

安心と信頼のNEC WG1200HS2をチョイス。メルカリで2000円台で調達しました。

この製品は、中継機能(コンバーターモード)を備えており親機のルーターから無線を拾って有線でつなぎ直すことが出来ます。本来は電波の届きづらい場所への中継する機能がメインですがそれは利用せず、LAN1ポートにnasneをつないで中継機としてセットアップします。

セットアップには有線LANで1200HS2にPCを繋ぐ必要があるのがやや面倒でしたが、設定そのものは物理スイッチを切り替えて親機のAPを指定するだけですので簡単です。

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自動的に中継機に接続したnasneを認識してくれました。PC TV plusからも再生を確認。

自宅内NWの構成は下の図の通りです。

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自宅NW